境内の施設

門信徒会館

門信徒会館は、葬儀告別式だけではなく、法事(年回忌法要、四十九日納骨法要、お彼岸やお盆の法要等)や寺院行事(おはかまいり法要、報恩講、役員会等)など、門信徒の皆さま方が気軽に利用できる施設です。

60名ほど収容でき、三つのトイレとお勝手、冷暖房、17.5帖の和室を完備しております。


永代供養塔 合掌廟

石で造られた六角堂の内部に40基の骨壺が安置でき、中央下部には合祀できる場所が設置されています。

六角堂中央の面には、親鸞聖人直筆の名号「南無阿弥陀仏」が金色の下地に描かれ、表面はフッ素加工で耐久性をもたせています。六角堂屋根には、相輪(五重の塔屋根上と同質)が設置されており、墓誌は黒御影石で法名など多数刻める大きさです。

正面は広く焼香しやすい形状となり、階段も幅広く開放的で特徴のある供養塔です。

永代供養塔合掌廟について

ペット供養墓「千の風になって」

70基の骨壺が安置でき、中央右下部には土に還る合祀として納骨できる場所を設置。ペットのお墓・葬儀・納骨・供養を行っております。

お寺が管理・運営しておりますので安心してご利用いただけます。

ペット供養墓「千の風になって」について

宮石山福泉寺鐘楼門

この鐘楼門は明治時代に建立されましたが、老朽化が著しく、また台風や大雪での被害もあり、2018年に屋根の全面改修工事を行うこととしました。
福泉寺の鐘楼門は山門と鐘突堂を兼ねていることもありますが、鐘楼門としては全国にも例がない大きな建造物だといわれています。

そこでこの文化的遺産を後世に残していくため、屋根改修にあたっては、全国の有名な寺院やお城などの修復で採用されている瓦を使い、また名工といわれる職人さんに依頼することにしました。
瓦は岐阜県の美濃瓦で、非常に高い温度で焼き上げるため、寒さに強く耐久性もあり、色合いも非常にきれいです。
美濃瓦でも今回採用した「燻し瓦」は、千年以上の歴史がある製法で、一度素焼きで千百度以上で焼いて、その後九百五十度に温度を下げて、両面を燻していく工法です。
職人さんについては、全国の寺院の屋根を手掛けている技術の高い方を派遣してもらいました。 また、阪神淡路大震災で多くの家屋が倒壊した要因が重い瓦屋根にあったことを受けて、2000年に建築基準法が改正され、屋根についてのガイドラインが制定されましたので、それらの基準を順守することなど、あらゆる改善点を加えまして、寺院屋根建築の粋を結集してもらいました。

またこの鐘楼門の特徴として、石の上に六本の太い柱で高くて大きい建物を支えていますが、建物の中心にある1トン以上の梵鐘が、法隆寺の五重塔やスカイツリーで話題となりました心棒と同じ役割りを果たしますので、これまで以上にバランスの良い建造物として長期間保存活用ができると考えています。
これからもこの鐘楼門が多くの人たちに愛され、利用されることを心より願っております。